帰りたい帰りたくない

お盆は台風が心配で帰省しなかった。代わりに、今日新幹線に乗っているはずだった。

このところストレスフルらしい。
心理的な自覚はそれほどなかったけれど、いろんな症状が出ていつもおさまる頃合いにはひどくなり、もしかして私結構だめになってるかもしれない、と気づいたのが一昨日。
母には体調悪いから帰省を取りやめるとは言えなくて、暑くて帰る元気がないのです、と適当なことを言った。帰らないで済むことにほっとした。でもそれが罪悪感でどうしようもなくて、帰りたいんだけど帰りたくなくて、電話を切ってぽたぽた泣いた。

疲れているから余計に、実家の慣れ親しんだことばとごはんであまやかされたい、という気持ちがある。両親と食事してゲームしてぼーっとしたり、祖母の盆汁(お盆の郷土料理のうち、これは好き)をたべたかったり。
と、同時に、帰省に伴って生じる疲労感、いろんな感情、むすめ・まごとしての家族サービス的な大変さを思う。心が削られる時もある。体力ないので往復が疲れる。
いつまで両親祖母が達者でいてくれるのか会えるうちに会うべき、とも思うし、独りで生きていく覚悟をして甘えを捨てよという気もする。まあ、中途半端ってかんじ。
などと自省し泣きながら、通知が来てお仕事のことを考え始め、気持ちがあっちこっちに揺れていた。

お仕事の波には、もう何か月も前からさらわれて漂流している。
ここでできることを成してひとかどのひとになりたい。みたいに、たぶんわたしは認められたい気持ちがあるみたい。
だけれど、心身ついていかないことをもどかしく、近しい人や家族とこうあるべきという理想にも遠く、ひとりでうじうじしているのだなあ、とここまで書いていて思った。

昨夜は泣きながら眠って何度か起きて、でも今日は少し落ち着いてきた。
言語化しにくいけれどそんなかんじ。